水の華(中央葬祭社)
2018-08-10
中央葬祭社・セレモニーホール中央 ブログ《季之風》
前回の続きです!(前回の記事はこちら)
うちでお盆のお墓参りの時に必ず用意する「水の華」
どうやら皆さんご存知の『水の子』と同じ物のようです。
呼び名ややり方には少し違いがありますが、きっと同じ意味なのではないかと思います。
【水の子とは…
あの世で飢えや乾きに苦しんでいる餓鬼道に落ちた霊は、喉が針のように細く食べ物を口に運ぼうとすると火になってしまい食べれないので、食べやすくするため小さく刻み水を含ませ少しでも供物が楽に通るようにという願いが込められている】
という、なんとも優しさと気遣いの込められたお布施の心を表したお飾りなんでしょう✨
自分のご先祖様には、提灯、鬼灯、団子、好物だった物などを沢山お供えして手厚くおもてなしをしますが、
その一方で、先祖以外の霊にも施しの心を忘れない💕
それを受け継いできている昔の人達は本当に素晴らしい✨👏
ご先祖様から受け継いできてるものって、やっぱりそれぞれに意味があるんですね😉
地域や宗教(宗派)で違いはあれどこういう慈悲の心を忘れないというのは大切なことだと思います。
ただ、残念なことに、佐伯でもお墓に撒くことを禁止🚫してる地区もあるようで…
きっと、鳥や獣が寄ってくるので衛生上の問題なんでしょうけど、意味があって受け継がれていく昔ながらの風習は、できるだけ次世代に残していきたいですね😊
そして、先日、「お盆に関するお話会」に参加させてもらったときに盆踊りの意味もお聞きしました❗
盆踊りはお盆に帰って来たご先祖様と一緒に楽しく踊って歓迎し、慰め供養し『また来年帰ってきてな』と送り出すものだと思っていましたが…
それだけではなく、ご先祖様以外の霊も送り出すことでもあるんだとか。
要するに、盆踊りに供養するのは、自分のご先祖様だけではなく、無縁仏も一緒にあの世に送り出すための行事でもあるらしいのです。
見えない世界って不思議ですね😊
ただ、一番大事なのは送り出す側の感謝の心❤
『いつも見守ってくれてありがとう💕元気で頑張ってます👌』といういつものお決まりの私の台詞ですが、
今年のお盆は広く供養する気持ちも忘れずに❗☝と思っています😄
あっ💡そうそう❗
まだお盆でもないのに父が早々夢に登場してくれました😆
じいちゃん❗早ぇ~わ(笑)
佐伯市の中央葬祭社/セレモニーホール中央
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